ミャンマーのカーヤター LRBE30 Bago 14/3/1

LRBE30
配置:Thazi
運用区間:予備車
確認日:14/3/1

 LRBEはLoco Rail Bus Engineの略 (LはLocalやLightという説もある。MR公式ページのヤトン工場製作車両紹介とバゴー駅長の話ではLoco。) で、2軸客車LRBTを3両程度牽引して運行する。
 殆どのLRBEはゴムタイヤ駆動で、ミャンマーで多数活躍している日野TH型ボンネットトラックを改造して製作された模様。
 手造りの車体は1台ごとに異なる形状で、以前は塗色も様々だったが近年はRBEと同じツートンに統一されている。

 LRBE30はバス窓のような側窓が特徴的。
 2014年1月・3月時点ではLRBE25と共にバゴーに配置されていた。
 バゴーのLRBEは、2両いるうちのどちらかがバゴー − アビャ − ニャンカシェで613Up-612Dn-617Up-(ヨ)-618Dnの運用に入る。

 その後LRBE9と交代し、2014年10月末時点ではPa Zun Taung Railcar Workshopに入場している模様。
 バゴーのLRBE運用は2016/5/1からRBE2588(キハ48 301)+RBE2589(キハ48 302)に置き換えられた。

 2018/3/18はターズィの機関庫内でLRBE30とLRBE22が目撃されている。


LRBE30+LRBT270+LRBT296+LRBT176 Bago 14/3/1   618Dn LRBE30+LRBT270+LRBT296+LRBT176 Bago 14/3/1
   早朝ニャンカシェを発車した列車が、終点バゴーに到着。

ターンテーブル   LRBE30 Bago 14/3/1
   機関区の転車台にバックで入り、向きを変える。

   LRBE30 Bago 14/3/1
   LRBEは後位にも顔がある。

ターンテーブル   LRBE30 Nyaun Ka She 14/3/1
   支線の終点にはミニ転車台が用意されている。

   LRBE30 Nyaun Ka She 14/3/1
   蒸気機関車時代は車止めの先にデルタ線があった。
   今も残る痕跡(ゴーグルマップ)

   LRBE30の運転台 Nyaun Ka She 14/3/1
   箱型車体だが、キャブオーバーではなくボンネット越しに運転する。

LRBE30の運転席   LRBE30の運転台 Nyaun Ka She 14/3/1
   ハンドルが無い以外は大型自動車そのもの。

   LRBE30の室内 Nyaun Ka She 14/3/1
   前半分がボンネット+運転台、後半分が客室となっている。

   LRBE30 Nyaun Ka She 14/3/1
   向きを変えたLRBEは、機回し線を通ってLRBTに連結。
   人間が歩く以下の速度でバックする。

   LRBE30 Nyaun Ka She 14/3/1

   LRBE30 Nyaun Ka She 14/3/1

   612Dn LRBE30+LRBT270+LRBT296+LRBT176 Nyaun Ka She 14/3/1

   612Dn LRBE30+LRBT270+LRBT296+LRBT176 Nyaun Ka She 14/3/1
   中央は乗務員休憩室。617Up〜618Dnで夜間滞泊がある。

   Nyaun Ka She駅舎 14/3/1
   時刻表解読

LRBEのゴムタイヤ   LRBE30 Nyaun Ka She 14/3/1
   プロペラシャフトで後輪のゴムタイヤを駆動する。

   プロペラシャフト比較用 日野TH型ボンネットトラック 14/8/23

LRBEのブレーキ   LRBE30 Nyaun Ka She 14/3/1
   後輪にはドラムブレーキがついておらず、
   前輪の踏面ブレーキを使用する。

ニャンカシェ ニャンカシー   Nyaun Ka She 14/3/1
   駅の裏は商店街となっており、613Up〜612Dnの折り返し待ちに最適。

ニャンカシェ支線   612Dn LRBE30 14/3/1
   支線内は殆どレールが光っていない。

   612Dn LRBE30+LRBT270+LRBT296+LRBT176 Ah Byar 14/3/1
   支線から本線に合流する際、機外停車。
   Mawlamyine→Yangonの90Dnが先行する。




   Bago − NyaungKhaShe 外国人用乗車券



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